バイオロボティクス学科
工学部(2016年度まで)バイオロボティクス学科とは
人間や生物の構造、運動機能を工学的な視点で解析し、ロボットや機械技術としていかすバイオロボティクスは、多くの可能性に満ちた学問分野です。人間と深く関わりをもつこの学問は、機械工学、電子工学、生体工学、情報工学などの基礎知識をもとに、ロボット、医療・福祉機器などの最先端技術の開発に必要な専門知識や技術を修得。3年次から「先進工学コース」か「基盤工学コース」のいずれかを選択。先進工学コースは、国際的に通用する技術者を育てる高等教育機関JABEE(日本技術者教育認定機構)認定のコース。卒業と同時に技術士補の資格取得、技術士の一次試験も免除されます。
バイオロボティクス学科で学ぶ理由
-
ポイント 1
- リメディアル教育で基礎を固める
- 本学科の基本は基礎数学、基礎物理、基礎物理実験で1年次にリメディアル(復習)教育を行い、クラスは学生の習熟度に応じて編成。4年間の学修の基礎となる学力を身につけます。また、基礎教育から実習を重視し、段階的に専門知識や技術を修得できるカリキュラムを組んでいます。
-
ポイント 2
- 将来を見据え、個人の興味も育むカリキュラム
- バイオマテリアル系、バイオメカニクス系、バイオデザイン系、ロボティクス系、インフォマティクス系、ロジック系の6系統の専門科目と、専門基礎および基礎科目に分類。広範囲におよぶ進路先に対応するためのカリキュラムで、就職を意識した総合的かつ多面的な学修と個人的に興味のある分野の研究が両立できます。
-
ポイント 3
- 社会の即戦力をめざすチューター制
- 個人指導を重視したチューター制を導入。社会の即戦力となる実力を養うため、基礎教育からの実習と実験科目を充実させ、最新の医療機器や最先端ロボットを用いての実践的教育を行っています。
資格・進路・主な就職先(参考)
取得可能資格 |
|
---|---|
めざす職種 | メカトロニクスを中心とした医療・福祉・バイオ関連産業などへの就職が期待されます。学生の就職活動を支援するため、教員は企業訪問で本学科の特徴や学生の実力をアピールし、学生には論作文の書き方、面接の受け方などを指導。より高い水準の教育・研究をめざす学生には、本学大学院の工学研究科への進学も可能です。 |
業種別就職状況 |
|
主な就職先 (3ヵ年実績) |
(株)日立ビルシステム/日本ファシリオ(株)/協立エアテック(株)/ミナト医科学(株)/九州旅客鉄道(株)/西日本旅客鉄道(株)/(株)大塚商会/(株)アステム/竹田設計工業(株)/(株)アビスト/近鉄エンジニアリング(株)/(株)ダイキエンジニアリング/(株)日立ハイテクフィールディング/(株)メイテックフィルダーズ/福岡県警察本部 |