ICTを活用した地域公共交通の運行管理支援

学部・大学院
  • 企画・行政・地域 × 九産大
  • 学部 × 学部

理工学部情報科学科(稲永研究室、安武研究室) × 小郡市 × 嘉麻市 × 古賀市 × 宗像市 × 柳川市 × 芦屋町 × 遠賀町 × 苅田町 × 新宮町 × 須恵町 × 築上町 × 久山町 × 宮崎県西都市 × 福岡県 × 沖縄県 × 国土交通省九州運輸局 × 香住丘校区自治協議会 × (株)ヴァル研究所 × 日本工営(株)

プロジェクト概要

街のバス利用状況をデータ収集・分析し、より快適なヒトの流れのデザイン化に貢献

自治体が運行するコミュニティバス等の地域公共交通の利用客数及び利用動向を客観的なデータとして把握するためのシステムを開発しています。このシステムにあるアプリを用いて収集した各種データを集計分析し運行する自治体に提供し、今後のダイヤ改正等の運行改善に貢献することが期待されます。2018年度は小郡市、嘉麻市、古賀市、新宮町、須恵町、築上町での調査に取り組みました。

また、利用促進に向けた公共交通のオープンデータ整備にも取り組んでいます。GTFS/GTFS-JP データの作成ツールを開発しています。2018年度には、嘉麻市、古賀市、宗像市、柳川市、芦屋町、遠賀町、苅田町、新宮町、須恵町、久山町、宮崎県西都市のデータ作成を支援しました。今後、国内主要乗換案内サービスに順次データが使われる見込みです。

プロジェクト参加学生の声

高木 秀也
大学院情報科学研究科 情報科学専攻・博士前期課程・1年 長崎県・長崎工業高等学校
  • 地方公共交通の利用促進のため、自治体の方と協力しながらICTを用いた利用調査や、システムの開発を行っています。公共交通が抱えている課題を現場で感じられると同時に、自分たちが開発したシステムや調査データが実際に運行に役立っていることを実感できます。これからもICTを通じて、地域社会に貢献していきたいと思います。

期待できる学生のスキルアップ

  • 自治体が抱える課題に取り組むことで、実践的な各種スキルの向上が期待できます。
  • 連携自治体・企業関係者とのやりとりによるコミュニケーションスキル
  • 学外での成果発表によるプレゼンテーショションスキル
  • ICTの活用によるアプリ・システム開発スキル 等

担当:稲永健太郎/安武芳紘/末吉智奈佐

過去のKSUプロジェクト型教育