一坪の茶室3「球傘第(きゅうさんだい)」

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工学部×(独)国立青少年教育振興機構

プロジェクト概要

「球傘第(きゅうさんだい)」

このプロジェクトは、工学部住居・インテリア設計学科4年生・東晃生さんが卒業設計課題として取り組みました。製作費は国立青少年教育振興機構から助成金を得て、50名近くの協力者を指揮して作り上げた作品でした。竹材で作った菱形30面体を和傘で覆い、和紙の壁を通して外に漏れ出す光の陰影が特徴的なこの茶室は、床面積一坪(3.3㎡)の空間で静寂の中行われるお点前や所作の音を全方向に響き渡らせるために全体を球体に設計したものです。体験的に力学、とりわけトラスの安定性を学べる教材としても開発されたこの作品は、日本産業技術教育学会特別賞を受賞しました。

期待できる学生のスキルアップ

  • 学生が考えたこと・作ったもので地域社会の役に立つことを学生自身が実感できる研究。
  • 図面や模型で終わらない実体ある成果と社会的評価が伴う住居・インテリア学修。

担当:諫見泰彦

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