ジュニア・アドバイザー・先輩からのメッセージ

田子森 知里さん

平成29年3月 芸術学部 美術学科 卒業
就職先:株式会社 インテリジェンス

「柔軟に生き、努力を惜しまない」

私のモットーは、「柔軟に生きること」です。この考え方は4年間で少しずつ養われたものです。就職活動では良い経験ができたのも、この考えがあったからこそだと感じています。私が柔軟でいることについて、大学で学んだことは大きく3つのことが挙げられます。

1つ目は、違う価値観を楽しむ、ということです。芸術学部で出会った人々の価値観は面白く個性的で、いつも楽しく話すことができました。しかし、常に新しい風を取り入れるために、他学科の人、先生、学外の人との交流も大切にしました。

学科代議員、サークル、プロジェクト活動、資格の授業、イベント参加、アルバイトなどで、自分と違う価値観の人と出会い、とても刺激になりました。これらのことがきっかけで、多様な視点で物を捉える意識をもつようになったと感じています。

2つ目は、失敗も大切な経験として、自分に落とし込む、ということです。4年間は全て順調ではありませんでした。自分で選択したことがよい結果にならず、悩みも多くありましたが、心がけていたことは、失敗も自分の経験、と考えることでした。失敗したら、考えて改善を試みることができます。大学はチャンスも時間もあります。挑戦して失敗を改善し、次に生かせたら、それは成功であり成長になります。

3つ目は、機会を作る努力を怠らないことです。たくさんチャンスがありますが、振り向いてもらうために、自ら努力しなくてはなりません。必要なのは、多くの知識や情報を知ることです。就職活動ではそのことを強く感じました。自分にあう企業と出会うためには、その業界のこと、同業他社のこと、あらゆる切り口から知識を深めることが大切です。もっと知っていれば、という経験も何度かありました。日頃から情報を取り入れる意識をしてみて下さい。

最後になりますが、就活を迎える皆さん、新卒の就職活動ができるのは、一生の内の今だけです。多くの企業が、社会人が、あなたにいろんなことを教えてくれます。何でも質問していい、社会を知れる特別期間だと思って、たくさん活動して勉強して下さい。困った時はキャリア支援センターの人々や、私達ジュニアアドバイザーがあなたをサポートします。私は就職活動で人生が変わったと思っています。皆さんにとっても、就職活動が有意義なものになることを願っています。

先輩からのメッセージ