物質生命化学分野|博士前期課程
研究科概要

工学研究科

研究分野の概要

食の安全・安心や食品ロスの低減を目的に、食品産業でのMALDI-TOFMSの迅速微生物同定の普及を目指し、インハウスのデータベースを共有するコンソーシアムを食品企業、研究機関など14の団体と設立しました。
現在では19団体で精力的に共同して研究を行っています。また、地場の食品産業の支援を目的に、MALDI-TOF MSを用いた菌叢解析をベースに微生物制御に関する共同研究を実施し、食品の消費・賞味期限の延長にトライしています。

研究トピックス

遺伝子・ゲノム研究センターの活動

遺伝子・ゲノムに関わる研究を積極的に進めるために、本学の研究成果を最大限に発信することを目標として遺伝子・ゲノム研究センターを設立しました。ヒトのがん、生殖や運動、植物の代謝、微生物の発酵に関わる遺伝子・ゲノムの研究を通じて医療技術・医薬品の開発や健康増進、植物品種改良などに関わる研究を進めます。

目指す将来像:アカデミックリサーチャー、バイオエンジニア

食品微生物制御センターの開設

食の安全・安心や食品ロスの低減を目的に、食品産業でのMALDI-TOF-MSの迅速微生物同定の普及を目指し、インハウスのデータベースを共有するコンソーシアムを食品企業、研究機関など14の企業・団体と設立し、共同で研究を行っています。また、地場の食品産業の支援を目的に、消費・賞味期限の延長のためにMALDI-TOF-MSを用いた菌叢解析をベースに微生物制御に関する共同研究を行っています。

目指す将来像:フードサイエンティスト、フードエンジニア

物質生命化学分野教員紹介

氏名 研究分野 研究テーマ
礒部 信一郎 有機化学、生物化学 生体分子を標識可能な新規蛍光試薬の開発と実用化
満生 慎二 応用微生物学、発酵学 有用微生物の探索と食・化粧品への応用
日垣 秀彦 生体医工学、バイオメカニクス 医療・福祉におけるバイオメカニクス
迎 勝也 高分子化学、生体関連化学 バイオマスの総合的利用(医薬、食品、エネルギー方面)
高橋 芳弘 植物分子・生理科学、作物生産科学 植物の環境応答機構に関する研究
中山 素一 食品衛生学, 食品保蔵学 チルド食品の微生物制御法の確立
高杉 美佳子 食品科学、食品機能学 食品成分の生体調節機能に関する研究
中尾 嘉秀 物理化学、無機化学 機能性分子の理論化学計算による予測と設計
藤本 和久 ケミカルバイオロジー 生体分子間相互作用の制御を指向した機能性ペプチドの開発
平山 智之 有機化学、高分子材料学 新規機能性高分子材料の開発とその応用
佐々 貴之 細胞生物学、分子生物学 スフィンゴ脂質の生理機能およびスフィンゴ脂質関連遺伝病の病態機構の解明
佐野 洋一 分析化学、環境化学 環境汚染物質の物理・化学的処理
河野 俊輔 表界面工学、ナノ材料化学 湿式法を利用した機能性薄膜の作製とその応用

※「◯」は博士前期課程研究指導教員