建築デザイン分野|博士前期課程
研究科概要

工学研究科

研究分野の概要

構造・計画・環境の3つの系で構成。それぞれの領域で社会の要請に応える実学的な講義や、座学・演習を組み合わせた効果的な学習を展開。企業・自治体との共同研究や、インターンシップ実習科目など地域と連携した学習も多く取り入れ、実社会の即戦力を目指します。

研究トピックス

非破壊試験による鉄筋コンクリート構造物の
耐久性評価に関する研究

マンションなどの既存鉄筋コンクリート構造物の老朽化 (耐久性) は、経済性や環境問題、更には少子高齢化に絡み大変重要な課題です。本研究は新たに開発した非破壊試験と既存の非破壊試験により、新築や既存鉄筋コンクリート構造物の耐用年数の推定など耐久性評価手法について検討し、実用化を目指しています。

芸術建築学校バウハウス関係者の
グローバルな建築活動に関する研究

1919年設立のドイツの芸術建築学校「バウハウス」は、当時最先端の科学的な建築教育を行っていました。1933年の閉校後、バウハウスの教師と卒業生は、世界各地で科学的分析に基づいた近代的な建築・都市を設計しています。本研究では、それらの軌跡を明らかにします。

目指す将来像:建築構造・建築設備エンジニア・建築士・建築デザイナー・建築家

建築デザイン分野教員紹介

氏名 研究分野 研究テーマ
北山 広樹 建築環境・設備、都市建築環境工学 都市・建築における快適環境の形成とエネルギー有効利用
花井 伸明 建築構造・材料 鉄筋コンクリート造建物の安全性
小泉 隆 都市計画・建築計画、デザイン学、インテリアデザイン インテリア・建築における空間デザインに関する研究および設計活動
白川 敏夫 建築構造・材料 鉄筋コンクリート造建物の耐久性とその評価方法
日高 圭一郎 都市計画、建築計画 まちづくり・都市景観・都市防災・都市政策
矢作 昌生 都市計画・建築計画、建築史・意匠 建築空間に関する研究および設計活動
冨田 英夫 建築史・意匠 ドイツ近代建築史
隈 裕子 建築環境、自然エネルギー利用、数値解析 建築における環境解析および制御と自然エネルギー利用
内田 和弘 建築構造・材料 コンクリート系構造物の応力伝達機構
香川 治美 建築環境・設備、衣・住生活学、教育工学 快適で健康的な居住環境デザインのための教育・研究
姜 優子 建築構造・材料 建築の耐震構造
松野尾 仁美 リハビリテーション科学、福祉工学, 都市計画、建築計画, 衣・住生活学 居住選好及び居住ライフスタイルに関する研究
大庭 知子 建築計画、都市計画 戸建て空き家を活用した高齢者向け住宅に関する研究 農泊の持続可能性に関する研究

※「◯」は博士前期課程研究指導教員