経済学専攻|経済分野・地域づくり分野|博士前期課程 研究科概要

経済・ビジネス研究科

経済学専攻に経済分野、地域づくり分野を開設

2022年度、経済学専攻に経済分野と地域づくり分野が開設されました。経済分野は経済理論、経済・経営史、経済政策などの科目から構成されるカリキュラムを、地域づくり分野は地域学、地域政策などの科目から構成されるカリキュラムをそれぞれ、大学院生に提供します。各分野では、高度な専門知識と研究能力を持った優秀な人材を育成することを目的としています。

研究分野の概要

国際競争力の強化、産業の再生、循環型社会の構築など課題が山積する現代社会。これに対応していくためには現状および実態の正確な把握と経済理論に基づく科学的な分析をもとに、適切な政策の企画・立案を行う実行力が不可欠です。当専攻の教育は経済システム、歴史・総合政策、地域学、地域政策などの科目群で構成しており、高度な専門知識と研究能力を持った優秀な人材を養成します。修了者は企業人のほか、税理士、公務員および高等学校・専修学校の教員などがいます。

研究トピックス

暗号資産・CBDCに関する研究

近年注目されている、暗号資産(仮想通貨)やCBDC(中央銀行デジタル通貨)について、その仕組みや現状、今後の展開や課題等を調査・分析しています。これらの資産・通貨は、現在私たちが使っている「法定通貨」(紙幣や硬貨)とは様々な違いがあり、今後私たちの経済活動等に大きな影響を与える可能性があると考えられています。
大学院の授業では、貨幣の役割や通貨制度についての基本的な知見を踏まえつつ、実際に暗号資産やCBDCを使った経験がある大学院生からの実体験報告を基に、制度・仕組みの課題を検討するなど、実践的な研究にも取り組んでいます。

目指す将来像:金融機関・ファイナンシャルプランナー(FP)など

経済分野教員紹介

氏名 研究分野 研究テーマ
浅川 哲郎 ◯ 会計学、租税法 医療機関における原価計算システム、相続税・資産税
関根 順一 ◯ 理論経済学、マクロ動学 マクロ経済学と経済変動
大宅 明美 ◯ ヨーロッパ史 アメリカ史、経済史 現在の世界経済における諸問題とその歴史的背景
岡本 哲史 ◯ 経済発展論、国際経済学、開発経済学 ラテンアメリカにおける所得分配と経済発展
菅沼 美香 ◯ 社会保障論 現代社会と社会保障
中原 裕美子 ◯ 経済政策、アジア経済論 グローバル生産ネットワーク、国際労働力移動
芳賀 博文 ◯ 人文地理学 都市間・都市内の諸関係、都心構造、都市景観
澤田 英司 ◯ 環境経済学 面源汚染制御、移動性野生動物の保全
金崎 雅之 ◯ 財政・公共経済、 応用ミクロ経済学 公共経済学の基礎と応用
下田 真也 ◯ 応用経済学、経済政策、財政学・金融論 金融行政
外園 智史 ◯ 経済政策、経営・経済農学、農業経済学 国際農産物市場分析
黒木 宏一 ◯ 経済政策、経済統計 計量経済分析、統計解析、需要分析
加藤 要一 地域研究 地域経済と地場産業
宮野 俊明 財政・公共経済 地方自治体の行財政運営と地域づくり

※「◯」は博士前期課程研究指導教員

研究トピックス

海洋ごみ問題に関する研究

近年、喫緊の課題となっている海洋ごみ問題について、「地域」「環境」「経済」「政策」「SDGs」の視点から現状を分析したうえで、循環経済(サーキュラーエコノミー)やプラスチック資源循環等について検討することで問題解決の糸口を探り、持続可能な地域づくりのあり方を追求します。
また、文献資料による調査、研究だけでなく、地域で活動している自然保護団体と協力して、海岸清掃活動を行ったり、ICC(国際海岸クリーンアップ)キャンペーンに参加して、集めたごみの分類調査を行ったりするなど、実践的な活動を通じて、地域社会に貢献します。

地域づくり分野教員紹介

氏名 研究分野 研究テーマ
宗像 優 ◯ 政治学、行政学、地方自治論 地方政治、環境行政
横井 克典 ◯ 経営学 二輪車完成車企業における国際生産分業の調整メカニズム
山下 永子 ◯ 地域政策、 地域社会調査、 地域マーケティング 都市のマーケティング戦略、自治体調査業務、Place Branding
髙野 祥一 ◯ 行政法、情報法 我が国における今後の個人情報保護制度・マイナンバー制度のあり方
岡田 希世子 ◯ 民法、医事法、消費者法 医療をめぐる法律問題、消費者法
行平 真也 ◯ 船舶海洋工学、水圏生産科学 海を活かしたまちづくり
佐藤 忠文 ◯ 社会情報学、地域メディア論、行政広報論 地域づくりと公共コミュニケーション
瑞慶山 広大 ◯ 公法学 非強制型国家規制の公法的統制

※「◯」は博士前期課程研究指導教員