志賀島振興プロジェクト

学部・大学院
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地域共創学部×福岡市観光文化局×福岡市博物館×志賀島公民館

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、福岡市の志賀島をフィールドとして、行政や地域住民の方たちと連携しながら観光振興・地域振興に向けた様々な企画を提案・実行しています。

平成29年度は、7月9日(日)、志賀公民館の施設内で島民の方々から提供していただいた昔の写真を素材にヒストリーピンを実施しました。ヒストリーピンとは、グーグルマップ上に、現在の場所が過去からどのように変わってきたかがわかるように、かつてその場所で撮影された写真やビデオなどを留め(投稿し)、ユーザー間でシェアできるアプリケーションのことです。今回はグーグルマップを作成するまでには至りませんでしたが、 「よみがえる 志賀島の記憶」をコンセプトに昔の写真にまつわる話を島民の方々から聞き出し、前年度に制作したマップに昔の写真を貼り、志賀島の昔の様子がわかるようにしました。来られた方々は展示した昔の生活の場面や遊びの写真と学生らが聞き出した話をまとめた説明文をご覧になりながら、昔の思い出話に花を咲かせました。写真展示とともに、福岡市博物館の協力で金印チョコを制作し販売しました。志賀島の賑わいづくりにチャレンジしていますが、人口の流出が止まらない現実があります。これからも引き続き、島民の皆様と一緒に地域の元気が出る企画を実行していきます。

プロジェクト参加学生の声

本田 莉帆
商学部 観光産業学科 3年 福岡県・九州国際大学付属高校出身
  • 与えられたミッションを果たすために皆が調べ、検討・企画するということは、とても難しかったです。しかし、本授業で企画プログラムを計画通りに実施することができ、とても嬉しかったし、一人一人が積極的に行動や発言をすることによって、提案がより具体的になっていく過程がとても面白かったです。また、グループワークで違う考え方や視点に接する機会があり、自分の成長につながりました。

期待できる学生のスキルアップ

  • 地域の課題を発見することで現代社会の実態をより深く理解することができます。
  • 参加者間で調べ、話し合い、意見を集約したうえで課題解決のための実践を行うので、知識習得力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、課題解決力が向上します。

担当:千相哲

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