一坪の茶室4「斜堂(SHADOW)」

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建築都市工学部×(一社)日本産業技術教育学会木育推進検討委員会×林野庁

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、住居・インテリア設計学科2年生が一坪の茶室4「斜堂(SHADOW)」を設計し、ワークショップとして同1年生や体験入学の高校生とその製作を行ったものです。≪見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ≫この和歌は、藤原定家が新古今和歌集に寄せたもので、千利休が侘び茶の精神を象徴すると好んだ和歌だと伝えられています。茶室の天井はこの和歌の文字が彫られており、ここを通過する光で和歌が床に映り込み内部空間を演出します。作品製作は林野庁新たな木材需要創出総合事業に参画し、日本産業技術教育学会特別賞を受賞しました。

期待できる学生のスキルアップ

  • 学生が考えたこと・作ったもので地域社会の役に立つことを学生自身が実感できる研究
  • 図面や模型では終わらない実現を目指す挑戦と社会的な評価が伴う住居・インテリア学修
  • スキルの活用とプランの実行(知識や意欲があるだけでは充分ではない)

担当:諫見泰彦

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