高校生のための“Presentation Bootcamp(英語プレゼンテーション集中特訓)”

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国際文化学部国際文化学科×嘉穂東高等学校

プロジェクト概要

現代社会では、あらゆる場面で自らプレゼンテーションすることが求められています。大学においては授業やゼミ等だけでなく、留学をする際や就職活動において、プレゼンテーション技術は重要なスキルです。本プロジェクトは、英語を専門とする学生が日頃の授業で学んだ知識や技術を復習する形で、先ず特別講座を受けたあと、同様のプレゼンテーション集中講座を高校生にも受講してもらいます。いずれの講習も、1日4時間を3日連続、合計約12時間に加え、自宅での準備活動を加えた集中トレーニングとなります。平成29年度は初めての試みとして、先ず夏季に少人数の講座を実施しました。その後、夏季講習を発展させて、春季の3月に、嘉穂東高校英語コースの生徒さん38名を迎え、本格的な講習を実施しました。全て英語で行われる講義、各自が行う英語でのプレゼン、の2部構成で、代表的なプレゼンテーション構造である「ピラミッドスタイル」や「SPQR構造」を学ぶ本格的なものです。いずれもグループに分かれ、大学生による適切なサポート・アドバイスを得ながら進めていくため、明るい笑い声の絶えない、闊達な雰囲気の中で進めることができました。高校生においては、英語によるコミュニケーションの機会と、専門的プレゼン技術を習得する場、大学生においては、英語プレゼン技術の定着と同時に、リーダーシップ実践の場、として優れた教育の機会を提供することが出来ました。今後もより多くの高校生、大学生がこのプログラムに参加し、英語力を向上させると共に、協調性、リーダーシップなどを養い、自分の将来を創造するきっかけを掴んでもらいたいです。

プロジェクト参加学生の声

三雲 優輝
国際文化学部 国際文化学科 3年 福岡県・つくば開成福岡高校出身
  • 高校生たちのプレゼンを見て気づいたのは、つまづいている所や弱い部分が以前の私がぶつかっていたものと多く共通していたことです。私は改善する方法について、具体的に教えることができました。もっとも、私も同じようなことを経験し改善してきたからです。日々向上していく高校生を見て、多少なりと私の経験知や専攻で得た知識が彼らの役に立ったと実感でき、そこにやりがいを強く感じられました。

期待できる学生のスキルアップ

  • 英語の4技能
  • 英語プレゼンテーション力
  • 英語による表現力
  • リーダシップ
  • 協調性(協働する力)

担当:Peter Carter C.J. Anderson 三浦香織 柿元悦子

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