LV(Light Weight Vehicle)プロジェクト

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芸術学部×理工学部

プロジェクト概要

芸術学部と理工学部の学部連携により、実際に走行するクルマの開発を目的にしたプロジェクトです。平成29年12月15日(金)から18日(月)まで福岡マリンメッセとその関連施設で開催される「福岡モーターショー2017」への出展を目標として、平成29年4月にプロジェクトがスタートしました。開発では車両デザインのコンセプトからスタイリングデザイン、フレーム設計や外装素材の選定と加工など、タイトなスケジュールでしたが、参加学生のチームワークの良さもあって順調に開発が進められました。この車両の外観の特徴は、走行安定性を確保するために前2輪、後2輪の4輪になっており、一人乗りでコンパクトな構造にするために車体はフロントからリアに向けて大きく絞ったかたちになっています。さらに軽量化にむけて、車体の外装には伸縮性のあるクロスを用いており、従来のクルマでは考えられなかった新しい試みで、外観をファッションデザインのような感覚で処理しています。黒と白のクロスで構成する外観は、スケッチで表現した滑らかで、スマートな印象を強調しています。車両デザインのほか、プロジェクト活動や車両のブランドイメージを高めるために、ロゴマークや車両を展示する際の背景幕、車両の下に敷くカーペットまで細やかな配慮がなされています。実際に福岡モーターショー2017や九産大プロデュース展2018で展示、公開し、来場者から高い評価を得ることができました。

プロジェクト参加学生の声

本田 遥己
芸術学部 生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻 2年 大分県・日田高等学校出身
  • 本プロジェクトでは、デザインから製作、展示まで全ての工程に携わることができ、今後デザインを勉強する上で、貴重な経験でした。デザインコンセプト、プレゼンなどを本格的に考えたのは、これが最初だったので描くだけがデザインではないということも知りました。本プロジェクトを経験して、より一層自分の夢に向かって精進していこうと改めて思いました。

期待できる学生のスキルアップ

  • 商品企画や開発に必要なデザイン力
  • 対話力・交渉力
  • 計画実行力
  • マネジメント力
  • デザインと工学の理解力

担当:青木幹太 寺西高広

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