福岡サンタウォークプロジェクト

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経済学部×地域住民×事業所×自治会ほか

プロジェクト概要

サンタウォークとは、地域の人たちみんなとサンタクロースの衣装で街を練り歩き、病気と闘う子どもたちにクリスマスプレゼントを贈る地域密着型チャリティーイベントで、海外や日本国内でも取り組まれています。経済学部専門科目「実践企画演習」の学生は、このイベントの福岡版:Fukuoka Santa Walk in Kashii 2017を企画。実施するためプロジェクトチーム「香椎サンタウォーク実行委員会」を組織し、「平成29年度福岡市東区いきいきまちづくり提案事業」に応募し、採択を受けました。また、地域の自治会や企業、団体の協力を得ながら参加者を募り、総勢200人弱のまち歩きイベントを実施。イベントの参加費(収益金)を同じ東区内にある「福岡市立こども病院」にプレゼントと寄付金の形で届けました。このイベントは、「まちに賑わい」と「こども福祉」の視点を持ち、学生が地域にかかわり、関係性を広げていく、継続的な取り組みです。学生は、プロジェクトを通じてイベント運営の基礎を体験しました。また、病院との打ち合わせや贈呈式を通じて子ども福祉について、商工団体や公民館等との話し合い(参加の呼びかけ)を通じてまちの活性化について、それぞれ考える機会を得ました。今後も、「まちづくり」にどのようにかかわり、さらに何ができるのか、実現するためにどのようなことが必要なのか、行動し、そして考えるプロジェクト(教育の場、社会貢献の機会)として継続させていきたいです。

プロジェクト参加学生の声

河野 広輝
経済学部 経済学科 4年 福岡県・福岡西陵高校出身
  • 長い準備期間がありましたが、終わってみればあっという間だったように思います。すべてを終えての感想ですが、このプロジェクトに携わることができてよかった!と心から思います。正直、私が思っていたよりも忙しく、戸惑った時期もありましたが、毎回の授業(メンバーとの打ち合わせ)、学外の活動(交渉や呼びかけ)に取り組んだことは、私にとって非常に価値のある経験でした。

期待できる学生のスキルアップ

  • 「組織と私」「組織と地域」などの関係性
  • 前に踏み出す力(主体性、働きかけ力、実行力)
  • 考え抜く力(課題発見力、計画力など)
  • チームで働く力(状況把握力、規律性、ストレスコントロール力など)
  • 組織運営、営業、会計、各種書類作成能力

担当:黒木宏一 下田真也

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