遺影制作プロジェクト

学部・大学院
  • 造形短期大学部 × 須恵町 × 古賀市 × 福岡市(東区)

プロジェクト概要

公民館や介護施設で撮影&プリントアウト
遺影を渡すと、皆さん明るい笑顔に!

現代社会の問題である高齢者の「無縁死」・「孤独死」は、多くのメディアが取り上げています。自分の生きているときの遺影写真を残さず亡くなってしまう高齢者も多いです。本プロジェクトは、学生が地域の公民館や老人保護施設へ依頼し、撮影日を決め、肖像写真を無料で撮影し、その場でプリントアウトしたものを渡す企画です。この企画によって参加学生は高齢者と接することと、社会問題に関心を抱くことができます。また共同体としての地域社会に参加する必要性を認識させます。高齢者は撮影に参加することにより地域社会の絆を認識することと、人生の大事な記録を写真に残すことにより高齢者自身のアイデンティティーに気付くことができます。

プロジェクト参加学生の声

田中 光
造形短期大学部・造形芸術学科・卒業 宮崎県・延岡星雲高等学校
  • 高齢者も社会を構成する一員として、幸せに暮らすことが社会にとって必要であり権利であると思います。大学生を含め、若い世代は将来を見通せない時代であり、社会の中で相互に尊敬できる社会をつくることが必要です。多世代が相互に尊重しあえるようにするためには高齢者との関わりを増やすことや、学びが重要になったと思います。2018年から2年間、福岡県内の高齢者768名の遺影を制作し、渡すことができました。

期待できる学生のスキルアップ

  • コミュニティ活性化
  • 高齢社会の認識
  • ビジネスマナー
  • 多世代交流

担当:シム・ウヒョン

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