スタンフォード大学SPICEとの連携教育プログラム「Stanford e-KyuSan-U」の開講式を行いました

 

 4月11日(火)、2号館1階グローバルプラザにてスタンフォード大学SPICE*との連携教育プログラム「Stanford e-KyuSan-U」の開講式を行いました。

 同プログラムは、スタンフォード大学SPICEが展開する多文化理解オンラインプログラムを本学向けにアレンジし、本学独自の全学横断型グローバル人材育成教育である「グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)」の中に組み込んで開講するもので、スタンフォード大学SPICE担当講師や九州・福岡にゆかりのあるゲストスピーカーが、「多様性(Diversity)」「持続可能性(Sustainability)」「起業家精神(Entrepreneurship)」の3つのテーマについて、英語でオンライン授業を実施します。

 開講式では、オンラインで参加したSPICEディレクターのGary Mukai氏が「ゲストスピーカーやインストラクター、他の学生のさまざまな意見に耳を傾け、相手が考えや気持ちに共感することを大切にし、お互いの意見を尊重しながら学んでほしい。 このプログラムが実りあるものになることを願っている」と学生を激励しました。その後、今回の開講式のために来日した、同プログラムのSPICE担当インストラクター玉川麻衣子氏がオリエンテーションを実施。「知識を得るだけではなく、固定概念にとらわれず多角的に物事を分析しそこから自分の意見を発展させ、更にそれを共有することで、互いに学びを深めてほしい 」と述べました。

 このプログラムを受講するGLP2期生の国際文化学部国際文化学科4年古澤麻衣さん(三養基高校)は、「社会問題の解決に取り組みたいと考え、本プログラムに参加を決意しました。他学部の学生とも共同で取り組むことになるので色々な考え方に触れていきたい」と抱負を述べました。

  20名の受講生はこれから10月末まで行われる10回の講義を通して、各テーマについて議論を行いながら、多様性と持続可能性を意識した起業家精神などについて学んでいきます。

 *SPICE(Stanford Program on International and Cross-Cultural Education):初等教育から高等教育までのカリキュラム開発や教員の専門性開発、遠隔学習コースの開発を行っているスタンフォード大学の部局

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