2009年度文系三学部共同研究

産業経営研究所

平成21年度から3年計画で「九州を中心とする経済・社会の実証分析-文系三学部共同研究による社会貢献を目指して-」が行われました。経済,経営,商学部の文系三学部を中心に、そのほかの学部のメンバーも参加した学際的な調査研究として実施され、具体的には、以下の5グループに分かれて取り組みました。

第一グループ「〈学士力〉が身につく教育とは―学士課程教育の再検討―」

本学学生に求人をしていただいている企業に対し、「〈学士〉にもとめる人間像アンケート」調査(2009年5月~6月、配布340社、回答136社)を実施し、 また、他にも近隣7大学に「学生の生活意識調査」(2010年度後期)、本学の専任教員・非常勤教員を対象とする調査「学生の資質向上に関するアンケート」(2011年7-8月)を行い、 これらの調査の報告やその他の活動報告を含めて、2012年12月に研究報告書「九産大にとっての〈学士力〉をどう考えるべきか―活動報告+提言―」が作成されました。

第二グループ「九州の観光ホスピタリティ・マネジメント高度化のための観光教育・人材育成に関する研究」

実践教育モデルプログラムの先進事例調査を実施し、2012年12月に研究報告書「九州の観光ホスピタリティ・マネジメント高度化のための観光教育・人材育成に関する研究」が作成されました。

第三グループ「九州における地域の変容と課題―人口減少時代における持続可能な地域づくりと大都市における都心二極化に関する研究―」

人口減少時代における持続可能な地域づくりに関して研究・分析を行い、2013年3月に研究叢書「21世紀の都市と都市圏-福岡都市圏との比較研究-」が作成されました。

第四グループ「福岡県の地域経済と企業活動」

福岡県の産業・経済について多角的に検討を行い、2013年3月に研究叢書「福岡県の地域経済と企業活動」が作成されました。

第五グループ「九州マーケティングの探究―九州マーケティング論の確立に向けて―」

九州のマーケティングの現状、動向、課題等を把握し九州のマーケティングの特質を探求し、2013年3月に研究叢書「九州マーケティングの探求-九州マーケティングの確立を目指して-」が作成されました。