夏休みに内モンゴルで砂漠化防止活動に汗を流しました

 本学学生3人が、8月19日(日)~24日(金)、中国・内モンゴル自治区のバイアールイエ砂丘で、ポプラの植樹や草地づくりなどの砂漠化防止活動を行いました。

 本学と連携協定を結んでいる公益財団法人集団力学研究所が設立50周年記念事業として企画した、「内モンゴル砂漠化防止ツアー」に参加したもので、農業開発や過放牧によって砂漠化した現地を訪れ、砂地に強く成長の早いポプラを植樹したり、牧草の種まきなどを行い、防風林の整備や草地づくりに取り組みました。

 内モンゴルでは、毎年、福岡県の面積に相当する土地が砂漠化しており、この研究所では、20年以上にわたって、この問題に取り組んでいます。

 学生たちは、同研究所の研究員の指導のもと、緑化活動に汗を流す一方、近くの町の集落を訪れ現地の日常生活を体験し、住民の方々との交流も行いました。

 参加した立石オメガ泰三さんは、「今回のツアーで、過度の農業開発によって放牧地が減少し過放牧となっている砂漠化の現状を把握することができました。砂漠化防止活動は“緑化”だけではなく、その維持が重要であり、現地の方々と協力して、土地の有効活用などの砂漠に戻らない仕組みづくりが必要だと改めて感じました」と語りました。

参加学生が制作した動画はコチラ

<「内モンゴル砂漠化防止ツアー」学生メンバー>
 国際文化学部臨床心理学科2年    立津 一樹(沖縄尚学高校)
 芸術学部芸術表現学科3年      立石 オメガ泰三(東福岡高校)
 芸術学部ソーシャルデザイン学科2年      伊藤 晃生(九産大付属九州高校)

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