「ベトナム向け筑後うどん新メニュー開発プロジェクト」活動報告と新メニュー試食会を行いました

 2月27日(火)、久留米商業高校と筑後うどん「たけ屋」店舗(福岡県久留米市)にて、商学部船岡ゼミの学生と久留米商業高校の生徒が取り組む「ベトナム向け筑後うどん新メニュー開発プロジェクト」の最終報告会と新メニュー試食会が行われました。

 今年度の新メニューは商学部2年のベトナム人留学生グエン ザン タイロックさんが発案した「豚塩レモンうどん」。同国の気候や現地での食材調達、コスト面などを考慮し、高温多湿な現地気候でもあっさりと食べられるようにレモンの酸味と塩味で工夫された一品です。開発にあたってタイロックさんは、ベトナム進出を目指す「たけ屋」でインターンシップに参加し、店舗オペレーションを学んだ後、昨年9月にハノイで実施した現地プロモーションで、ベトナム人に好まれる味や食材の調査を行いました。

 当日、来賓として参加したベトナム航空福岡空港支店長のヴー チャン バック氏は「レモンの酸味とトッピングのガーリックが良いアクセントになっている。ベトナム人が好む味付けで、現地の人にも受け入れられると思う」と感想を述べ、筑後うどん振興会会長江頭康夫氏(筑後屋徳兵衛)は、早速メニューのアレンジについて学生と意見を交わしました。

 タイロックさんは「試食会で『美味しい』という声をたくさん聞けてとても嬉しいです。プロジェクトでは日本語でプレゼンテーションをする機会も多くありましたが、経験を重ねるごとに自信にもつながったので、今後の活動にも生かしていきたいです」と笑顔で語りました。

 完成した新メニューは今後、「たけ屋」をはじめ「一吉うどん」(佐賀みやき町本店・ホーチミン店)や、その他筑後うどん振興会加盟店舗(一部)で販売される予定です。

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【商学部】

 

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