ベトナム向け筑後うどんの新メニュー開発プロジェクト

久留米商業高校と共同で筑後うどん全体を応援　ホーチミンシティ現地で報告会を実施

2019年度に「一吉うどん」（佐賀県みやき町）と連携してベトナム向け筑後うどんの新メニューを開発したプロジェクトに、2020年度より久留米商業高校と筑後うどん振興会が参加し、筑後うどん全体を盛り上げるプロジェクトとして実施しています。2022年度においては、筑後うどん振興会各店に設置したQRコードをスマトートフォンで読み取るデジタルスタンプラリーを実施し、課題であった若い層の来店拡大を実現することができました。また、渡航制限の緩和により、一吉うどんホーチミン店における新メニュー報告会を今年度初めて実現することができました。この報告会では学生たちが現地スタッフの方々と意見交換を行い、日本食の海外展開に関するダイナミズムやベトナム現地における味の調整の難しさなどを学び、これらの学びが学生たちの国際的視野の醸成につなが
ったのではと考えています。

2022年度は、行動規制が緩やかになり、香椎祭ではリアル模擬店で実際に筑後うどんを提供することができました。香椎祭では、自分自身が考案した「うなぎうどん」の販売を行いましたが、「販売価格の設定をどうすればいいのか」、「材料をどれくらい仕入れておけばいいのか」など、ビジネスの醍醐味・難しさを学ぶことができました。一吉うどんホーチミン店での報告会では、現地スタッフの方よりアドバイスをいただいたり、数多くの貴重な経験をすることができました。

武田 大和
商学部
経営・流通学科・３年
福岡県・九州産業大学付属
九州産業高等学校

• 九州企業の海外進出検討に関するリサーチ力の向上
• 企業の命運を左右する新商品の企画開発力の醸成
• 多くの企業が注目するベトナム市場の本質的理解
• 地場産業の振興に関するスキル向上
• プロジェクトをまとめるリーダーシップ力の養成

担当：船岡健太