食品開発研究会開発「ゆずあんパイ」の販売がスタート

 

 生命科学部の学生を中心とするサークル食品開発研究会が開発した「ゆずあんパイ」のWeb販売が4月よりスタートしました。

 本品は、熊本県八代市で生産された完熟柚子から果汁を絞った残渣※(皮・房)を丸ごとペーストにし、小豆餡と合わせ焼き菓子にしたものです。

 2018年度に熊本県八代市と株式会社食品計画(千葉県柏市)、そして同研究会の産学官連携プロジェクトとして同市の名産品を活用した商品開発がスタート。これまで「柚子アイス」「柚子チョコ」を開発・販売し、今回で第三弾になります。開発にあたってはまずペーストにした柚子の残渣でジャムを作り、比率を調整しながら小豆餡と混ぜオリジナルの「ゆずあん」を制作。あんを包むパイ生地のサイズや層も製造・販売を想定しながら試作を繰り返し、今回の商品が完成しました。

 また、パッケージに使用する共通ブランド「柚子の泉」のデザインは、同プロジェクト開始時に、芸術学部ソーシャルデザイン学科北島己佐吉研究室がデザインしたものです。

 開発メンバーで生命科学部生命科学科3年の酒井康佑さん(九州産業大学付属九州高校)は「『ゆずあんパイ』は廃棄される残渣を有効利用した商品です。開発メンバーで協力して美味しく仕上がるように何度も試行錯誤を重ねた一品なので、ぜひ多くの方に食べていただきたいです」と話します。

 本商品は通販サイト直売所天国で冷凍販売されています。(※好評につき完売しました)

 ぜひ、ご賞味ください。

※残渣(ざんさ):ろ過した後に残ったかす

 

【生命科学部】

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