タイでの「食品製造学外実習」を実施しました

 生命科学部では8月29日(火)~9月3日(日)までの間、タイのバンコックやアユタヤなどで「食品製造学外実習」を実施しました。

 この学外実習は、海外の食品工場の製造現場を視察し、食文化やマーケットの理解を目的としており、4年ぶりの海外での現地実習となりました。

 食品工場の製造現場視察では、タイ味の素社のアユタヤ工場で、「味の素」の製造プロセスを見学し、併せてCO2削減が削減できるバイオマスボイラーについて学びました。また、タイヤクルト社 アユタヤ工場では、世界中で展開しているボトルからの一貫生産方式やヤクルトレディー販売戦略についての知識を深めました。

 さらに、現地の食文化を体験するため、伝統的な市場や大型のスーパーマーケットを訪れ、品揃えの違いや食品衛生の認識のギャップを学生は肌で感じました。

 実習に参加した学生の一人である水城優歩さん(香住丘高校)は、「初めての海外で不安でしたが、先生からアドバイスを受けながら楽しく過ごすことができました。タイ味の素社のノンケー工場では、国民の特性を生かした独自の製品が作られており、ブラックコーヒーなのに、日本の微糖より甘いことに驚きました」と、新たな視点から食品製造業界を学び、国際的な視野を広げる貴重な体験を得た感想を述べました。

【生命科学部】

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