ベトナムの訪問団を受け入れました

 3月22日(水)、ベトナムのGau Giay高校とTHPT Tran Phu-Hoan Kiem高校の生徒と教員13人の訪問団が、視察のため来学しました。ベトナムでは海外の大学への進学希望者が増えており、進路選択の一助としてもらおうと実施されたもので、2020年3月に国際文化学部国際文化学科を卒業し、4月から大学院国際文化研究科博士前期課程に入学するグエン トアン マンさんがコーディネーターを務めました。

 国際交流センター職員による大学概要の説明後に行われたキャンパスツアーでは、芸術学部のバーチャルスタジオや図書館などを見学。また、酒井順一郎教授のゼミナール生などが企画した、母語などの媒介語を使わず目標言語のみで授業を行うダイレクトメソッドを用いた「ミニミニ日本語教室」にも参加しました。

 リスニングとスピーキング能力を向上させる目的で実施したこの日本語教室では、自己紹介を含む基本的な挨拶から身の回りにある生活用品を日本語で尋ねる応用編までコミカルな実演を交えながら、日本語をテンポ良く教えていきました。「“携帯電話”はベトナム語ではこう言うよ」といったやり取りも行われ、笑顔あふれる交流となりました。

 ベトナムの高校生ヴィ ザ カインさんは「日本の教育は発展していると聞いていました。今回の訪問で得た情報は、きっと将来の役に立つと思います。九産大への進学も選択肢の1つとして考えたい」と語りました。

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