国際文化学部主催 「JICA海外協力隊セミナー」を開催

 9月27日(水)、国際文化学部ではJICA海外協力隊募集事務局の協力を得て「JICA海外協力隊セミナー」を開催し、国際文化学部を中心に約300名の学生が参加しました。 

 本セミナーは国際協力に関心を持ち、国際機関やNGO・NPOへの就職を希望する学生などを対象に、実際に国際協力の現場で働く人から話を聞くことで、具体的な仕事内容やその背景にある社会課題を理解する機会提供を目的としています。

 セミナー冒頭、南アフリカベナンで稲作関連の協力支援を行った経験を持つ九州海外協力協会赤司周平氏よりJICA海外協力隊の事業概要について説明があり、続いて2019年からコロンビアセナで教育支援に従事した長尾舞香氏が登壇し、JICAでの活動経験について語りました。

 長尾氏は、後悔しない人生を送りたいと、長年描いていた『海外で働く』という夢を実現するためJICA海外協力隊への参加を決意。教育機関での実務経験をいかし、現地の職業訓練所で、そこに通う学生や学生サポートを行う部署が抱える問題解決のための提案業務にあたりました。

 具体的な業務内容に加え、派遣前の研修や、現地の方とどのように信頼関係を築いたのか、またJICAによる生活面のサポートなどについて話をしました。また、セミナーの最後には、海外協力隊として活動した本学卒業生からのメッセージもスライドで紹介されました。

 講義を聞いた国際文化学部国際文化学科2年の古川舞乃さん(城南高校)は、「大学で学んでいることや自分の得意なこと、興味関心を海外でいかしたいという漠然とした思いがありました。自分と同じような気持ちからスタートし実際に行動を起こした長尾さんの話を聞いて『私も行けるかもしれない』と感じることができる良い機会になりました」と話しました。

 

【国際文化学部】

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