国際文化学部藤田教授がパリ高等師範学校でベルクソン哲学に関する連続セミナーを開催しました

 国際文化学部国際文化学科藤田尚志教授が、3月13日(月)〜22日(水)にフランス最高峰の研究機関の一つであるEcole Normale Supérieure(高等師範学校)で行われたセミナー「Bergson extrême-orientable (日本のベルクソン研究の最前線)」にて、「(PBJ)ベルクソン・イン・ジャパン」プロジェクトで取り組んだ共同研究の成果発表を行いました。 

 PBJは、藤田教授が法政大学・京都大学・大阪大学などの研究者とともに、フランス人哲学者アンリ・ベルクソンの主要著書に関する国際的な共同研究の推進、及び国際的な研究ネットワークの構築を目的とし2007年にスタートしました。ベルクソンの4大著作(『創造的進化』『道徳と宗教の二源泉』『物質と記憶』『意識に直接与えられたものについての試論』)を3年ずつの4期、12年かけて研究し、同プロジェクトは今年度一つの区切りを迎えました。 

 今回のセミナーで藤田教授は最新の研究成果として、ベルクソンとハイデガーという20世紀を代表する2人の哲学者における「器官学」と「根源的倫理」の共通点と差異をテーマに発表を行いました。 

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