国際文化学部アドバンストプログラム 稲田俊明氏による講演会を実施しました

 12月5日(火)、国際文化学部は「アドバンストプログラム」の一環として、言語学を専門とする九州大学名誉教授稲田俊明氏の特別講演会を実施しました。

 今年度新設したアドバンストプログラムは、未来を切り拓くために、目的意識の明確なやる気のある学生を対象に専門的な教育支援を行う選抜制の少人数教育プログラムです。国際文化学部の「未来の英語教員育成プログラム」では、将来教育の現場で即戦力となって活躍できる人材の育成を目的に学内での座学に加え外部と連携した実践的学習も実施しています。

 今回の講演会では「言語共通の仕組みから見た英語の構文と意味」をテーマに、言語研究の手法と英語の仕組みから見た英語構文の特徴についてさまざまな事例を交えた話がありました。

 講義の最後に稲田氏は、長年の教員経験から「英語教員に必要なもの」として良い教材の定義などを学生に紹介。学生から「教えていただいた定義をもとに、自分も身近な例を教材として活用していきたい」などの声が上がりました。

 国際文化学科3年の榊真鈴さん(福島高校)は「言語には人間言語としての共通の仕組みがあるという「人間言語の共通点」の話が興味深かったです。現在『サピアウォーフの仮説に基づく言語思考』というテーマで研究をしています。日本語と英語を比較する際、相違点を見てしまいがちですが共通点に着目して研究を進めていく重要性を再認識しました」と話しました。

【国際文化学部】

 

 

 

 

 

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