「香椎」の魅力を和歌栞で伝える

 

 国際文化学部日本文化学科天野聡一研究室の学生8名が、香椎にまつわる和歌の栞を制作し、香椎宮・書店・駅・公民館等※で無料配布する「香椎 和歌栞プロジェクト」に取り組みました。

 同プロジェクトは香椎潟の広々とした光景、香椎宮の神聖な綾杉など、多くの歌人から詠まれた歌を、「和歌栞」という形で現代に蘇らせるものです。5月下旬から、栞に使用する紙の素材やデザインを学生が決め、1人1種、全8種類(総数1000枚)の和歌栞を制作しました。完成した栞は、学生が自ら香椎宮・なみきスクエア・未来屋書店等に設置を依頼し、現在7ヵ所で配布しています。

 プロジェクトに参加した同学科2年の光成結さん(大分鶴崎高校)は「栞が完成した喜びが、色々な施設に配布をお願いする原動力になりました。香椎の魅力、和歌の奥深さを多くの人に感じてほしいです」、吉田陽菜さん(九州産業大学付属九州高校)は「ゼミのメンバー全員で積極的に動くことができ、スムーズに進めることができました。追加で納品するほど多くの方に好評をいただき感動しました」と感想を述べました。

 読書のお供に、そして香椎を舞台とする和歌文学の世界の手引きとして、ぜひ栞をご利用下さい。

 

 ※配布先:本学図書館、香椎宮、JR香椎駅、JR九産大前駅、香椎公民館、未来屋書店イオンモール香椎浜店、なみきスクエア(無くなり次第終了)

【日本文化学科】

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