日越異文化コミュニケーションの実践!日本語・日本文化短期研修を実施

 11月18日(土)〜23日(木・祝)、協定校であるホーチミン市外国語情報技術大学から学生3名と教員2名が本学に日本語・日本文化短期研修のため来訪しました。滞在期間中、異文化コミュニケーション力の向上を目的に、日本語授業や文化体験活動など本学学生とさまざまな交流を行いました。

 11月21日(火)には、「博多民踊を体験しよう」というテーマで、福岡民踊の踊り手として博多どんたくに参加する経験を持つ日本文化学科2年岩隈愛依さん(新宮高校)が講師となり、博多民謡のレクチャーを実施。博多民踊の歴史や文化を説明後、実際に学生がベトナム人学生に浴衣の着付けを行い、両国の学生が一緒に踊りを体験しました。午後は「日越比較言語・文化・社会」というテーマでそれぞれがプレゼンテーションを実施し、現代のベトナム、日本文化の紹介から日本における労働問題など多様なトピックについて発表。発表後は両者からさまざまな質問や意見が飛び交い、互いの文化や社会について理解を深めました。

 ホーチミン市外国語情報技術大学東洋言語文化学部日本学科4年のチャン・ファム・クイン・ニュさんは「ベトナムで日本について勉強してきましたが、日本で日本の文化について学ぶことはとても新鮮で刺激的でした」と話し、国際文化学部日本文化学科1年の中村未来さん(福岡高校)は「ベトナムから見た日本、日本から見たベトナムという視点から多くの新しい発見がありました。何より交流の中で相手の心の温かさに触れ、伝えようとしてくれている気持ちが嬉しく、今後もこのような国際交流に積極的に取り組んでいきたいと感じました」と話しました。

【国際文化学部】

 

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