ホーチミン市外国語情報技術大学で「日本語教育実習」を実施

 11月8日(火)~11日(金)、国際文化学部日本文化学科4年の大浦亘貴さん(福岡高校)と同学部国際文化学科3年の小田歩大さん(長崎北陽台高校)が、酒井順一郎教授の指導のもと、国際交流協定校であるベトナムのホーチミン市外国語情報技術大学東洋言語・文化学部で、日本語教員養成課程の「日本語教育実習」を行いました。

 初日に日本語の授業を見学した後、2日目からは教壇に立ち、ゲームなどを交えながら日本語での会話練習を実施。学生の理解度に合わせて話すスピードや強弱を意識したほか、クイズなどを交えながら分かりやすい授業を心掛けました。

 滞在時には、ベトナム戦争証跡博物館などを訪問しベトナムの歴史を学ぶとともに、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」の料理体験も行いました。

 大浦さんと小田さんは、「教育実習を通して、ベトナム人学生の学ぼうとする貪欲な姿勢にとても刺激を受けました。また、ベトナムの歴史や文化に触れ、日本と比較し日本を俯瞰して見ることで、日本人のアイデンティティーを改めて感じることができました。今後もこの“異文化コミュニケーター”という意識を持ち続けながら、研究を深めていきたい」と語りました。

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