【JR九州共同研究プロジェクト】「九産大【域】駅」提案に向けて事例調査!

 建築都市工学部住居・インテリア学科地域貢献実践スタジオ(諫見泰彦研究室)は2023年度から九州旅客鉄道株式会社(JR九州)との共同研究「駅舎と地域の計画と設計の研究と教育」に取り組んでいます。今年度は、3・4年生9名が卒業研究などとして、駅・大学・地域などを総合的にデザインする「九産大【域】駅」の提案に挑戦します。

 6月18日(水)、同社建設工事部施設課井出亨氏による特別講義が行われ、門司港地域複合公共施設整備事業を例に、駅舎と地域の計画・設計について説明があり、学生は真剣にメモを取りながら耳を傾けました。

 加えて、6月25日(水)には、同氏のアテンドのもと「折尾駅」を視察。「折尾地区総合整備事業」について説明を受け、2021年に同事業の一環で完成した新駅舎などを見学しました。

 同スタジオ所属4年の秋山明香里さん(福岡中央高校)は「これまで設計では物理的な要素に目がいきがちでしたが、講義を聞いて、設計においては地域の歴史や住民の方の声も大事な要素であることに気付きました。建築物と地域の関連についてしっかり事前調査したうえで、これから企画・設計に取り組んでいきたいです」と語りました。

 講義や現地視察で学びを深めた学生たちは、同社への最終プレゼンテーションに向けて研究進めています。なお、10月31日(金)・11月1日(土)に開催するKSU VISION DAY 2025でも研究の進捗発表を行う予定です。ぜひご覧ください。

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【住居・インテリア学科】

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