【アクリルアニマルプロジェクト】第63回福岡広告協会賞金賞受賞!

  芸術学部ソーシャルデザイン学科伊藤敬生研究室が取り組む「アクリルアニマルプロジェクト『Aap』」が、福岡広告協会主催の「第63回福岡広告協会賞」統合コミュニケーション部門で金賞を受賞しました。

 Aapはコロナ禍で使用された「飛沫防止アクリルパーティション」の破棄問題と、動物の絶滅危惧種の加速度的増加という2つの社会課題にデザインの視点でアプローチするプロジェクトです。大学内の教室で使用した破棄予定のアクリルパーティションを使い、学生が絶滅危惧種の動物型チャームを制作し「ガチャリティ※」を実施。集まった寄付金を動物保護に取り組む団体に寄付しています。その他にも、オリジナルプロダクトを制作したり、ワークショップを開催したりするなど社会課題に対する啓蒙活動に取り組んでいます。

 6月5日(水)アクロス福岡で開催された贈賞式には伊藤教授とプロジェクトリーダーの野村優亜さん(芸術学部ソーシャルデザイン学科3年/松山南高校)が登壇し、賞状と盾を受け取りました。

 野村さんは「この度は名誉ある賞をいただき、非常に光栄です。私自身、Aapを通して数多くの経験を積むことができました。学生メンバーをはじめ、お力添えくださった多くの方々と共にいただいた賞だと実感し、嬉しく思います」と話します。

 また、2022年度学位授与式新聞広告「根っこがあるやつは、つよい。」が新聞・雑誌部門で銀賞を受賞しました。この新聞広告には、実践的な学びを通じて、地面深くに根を張ったたくましい卒業生たちを、本学のシンボルツリーの「楠」をモチーフに力強く表現し、“世界を見渡す大樹になってほしい”という思いを込めています。

※ガチャリティ:本学芸術学部教員伊藤敬生教授が2011年から行っているカプセルトイ(ガチャガチャ)を使ったチャリティ活動

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【芸術学部・広報課】

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