柳川市の食の魅力発信!「うなぎめしMAP」が完成

 

 産学官連携のプロジェクト型科目として取り組んでいる「柳川サテライト大学」は地域共創学部芸術学部の学生と教員が協働で、柳川市の観光資源「うなぎのせいろ蒸し」のPRを目的に『うなぎめしMAP』と『うなぎめしWebサイト』を制作しました。

 今回完成した「うなぎめしMAP」のテーマは大正ロマン。トレンド感を盛り込みながら幅広い世代に利用してもらえるよう、掲載情報やデザインにこだわっています。マップには、あっさりから濃厚まで味グラフで紹介し、好みに合った店舗探しや食べ比べに活用できるデザインとなっています。

 プロジェクトではまず、学生が4グループに分かれ同市内で「うなぎのせいろ蒸し」を提供する22店舗の調査を実施。ヒアリングシートを用いた情報収集や撮影などを行いました。その後、地域共創学部観光学科の学生が情報を整理し、芸術学部ビジュアルデザイン学科の学生がマップのテーマ設定や配色、文字情報のレイアウトなどのデザインを行いました。

 Webサイト制作では、芸術学部ソーシャルデザイン学科の学生と教員が紙マップの情報をデジタル化し、同市の紹介や周遊観光促進を目的に、うなぎ食文化の歴史や市内観光エリアを紹介するページも制作しました。

 3月28日(木)に同市役所で完成記者発表が行われ、柳川市長とともに代表学生が制作に込めた想いを発信しました。科目受講生である国際文化学部日本文化学科4年の三好千賀さん(福岡舞鶴高校)は「現地調査は営業時間や予約方法など観光マップに欠かせない情報に加え、座席数や車いすの対応確認と多岐にわたりました。情報を取りまとめる作業は大変でしたが、利用者が求めている情報は何かを考えながら編集することはとても良い経験になりました」と話し、芸術学部ビジュアルデザイン学科4年の中園友唯さん(明善高校)は「デザインの一貫性を考慮しマップのイラストや装飾は手書きにこだわりました。ピクトグラムなどを活用し誰にとっても読みやすい紙面になるように工夫しています。マップを柳川市観光に役立ててもらい、マップ自体も1つの旅のお土産として楽しんでもらえたら嬉しいです」と述べました。

 『うなぎめしMAP』は、同市内に加えて福岡市の観光案内所や空港で配布を予定しています。Webサイトはすでに公開されており、コチラからご覧いただけます。

【地域共創学部・芸術学部】

 

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