福岡県警×九州産業大学「ニセ電話詐欺被害防止ハンドブック2025」を制作

 12月2日(火)、福岡自動車運転免許試験場(福岡市南区)で、「電話対応ハンドブック2025」を制作した芸術学部ビジュアルデザイン学科人間科学部臨床心理学科の学生6名、教員2名に、福岡県警察本部 鶴一彦生活安全部長から感謝状が授与されました。

 同ハンドブックは、昨年本学学生が高齢者のニセ電話詐欺等の被害防止を目的に取り組んだ「電話対応ハンドブック2024年版」を改良したもので、昨今急増している手口とその対策を追加。高齢者が見やすく、詐欺被害について理解しやすいように工夫されています。

 内容や文言の表現については人間科学部臨床心理学科三國牧子准教授、紙面のデザインは芸術学部ビジュアルデザイン学科真島猛教授指導のもと学生が担当。ニセ電話詐欺の被害者に高齢者が多いことから、危険を自覚しやすい言葉選びや目に留まりやすいアイコン・配色といった、日頃学生が学んでいる手法を余すことなく盛り込んでいます。

 感謝状授与後、学生たちは、同試験会場を訪れた一般の方に、電話対応時の注意点やハンドブックの活用方法について丁寧に説明し、約40名の方へ啓発を行いました。

 今回作成したハンドブックは17万6千部発行し、今後、福岡県警の広報啓発活動で使用されます。

【臨床心理学科、ビジュアルデザイン学科】

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