ご卒業おめでとうございます-令和5年度学位授与式-

 3月15日(金)、「大楠アリーナ2020」で令和5年度学位授与式を挙行し、学部卒業生2,237人と造形短期大学部卒業生139人、大学院修了生40人の合計2,415人が、学位記を手に九州産業大学を巣立ちました。

 新型コロナウイルスの5類移行に伴い、本学体育館(2020年3月竣工)で初めて全学部の卒業生(約2,400名)が一堂に介した式となりました。

 北島己佐吉学長【写真右】は「コロナ禍では、新しい授業形態やDX化による社会システムの転換など歴史的な変革期の中で、また、多様な制約の中で、知恵と工夫で学び抜いた体験は、苦労が多かったでしょうが、辛い経験からしか学び育たないものもたくさんあったと思います。人間は自分が学び・経験したことに、異分野に触れることで枠を越え、多角的に物事を捉えることができます。『構想は大胆に、行動は着実に、いつも笑顔で』。学び続ける社会人として活躍されることを期待しています」と、はなむけの言葉を贈りました。

 また、小田部黃太造形短期大学部学長【写真左】は「皆さんは本学で、さまざまな取り組みを通し、造形表現による社会貢献を学び、多様な視点や感性を養い、表現の可能性を追求してきました。社会は、AIによるDX化への加速度的な進化や、SDGs、持続可能な社会づくり、そして流動化して行く国際情勢などと相まって、大きな変革期の真っただ中にあります。まさに、皆さんが身に付けた「創造力・生み出す力」そして「表現力・発進する力」が社会に求められているのです。身に付けた「創造力」と「表現力」を武器に、自分自身のそして社会の未来を切り開いてください」と、門出を祝いました。

 卒業生を代表して、人間科学部臨床心理学科の立石結莉さんと、造形短期大学部造形芸術学科の木下愛理さんが謝辞を述べ「コロナ禍で入学前に思い描いていたキャンパスライフとは程遠く、不安に苛まれることもありました。しかし、制限がある中でも試行錯誤しながら先生方や友人と支え合い、困難を乗り越えたことで、自ら考えて行動する力が身に付き、他者と協力し合うことの大切さを感じました。私たちが、九州産業大学・造形短期大学部において、学業や課外活動、大学行事などから学び得たことはこれからの人生における財産となり、私たちに前へ進む勇気を与えてくれることでしょう。そして、ここで学び得たことを、広く社会に還元し、明るく誰にとっても優しい社会を築くために、今後とも精進していきます。」と決意を述べました。

 卒業生・修了生の皆さま、おめでとうございます。今後の活躍を祈念いたします。

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