宗像市「大学生の力によるまちの課題解決プロジェクト」の成果を報告しました

 3月9日(土)、fabbit宗像(福岡県宗像市)で「大学生の力によるまちの課題解決プロジェクト」成果発表会が開催されました。

 宗像市が令和3年度にスタートした本プロジェクトは、大学の研究成果や学生の柔軟な発想をまちづくりに活用し、地域が抱える課題の解決や活性化を促進するため実証事業を行うもので、今年度は28のプロジェクトが採択され、本学から7プロジェクトが採択・活動しました。

 当日は、10プロジェクトの発表が行われ、本学より以下の4プロジェクトの代表学生が報告を行いました。

・「インタラクティブなPR動画を作ろう!」むなかたPR動画プロジェクト
 芸術研究科「むなかたPR動画プロジェクト」グループが、視聴者の行動や選択に応じて異なるコンテンツを提供することができる対話式のPR動画を提案。

・「神守る島『大島』アート展示」プロジェクト
 芸術学部芸術表現学科「響きあうアート宗像」グループが、市民団体と一緒に大島各所に大型立体造形物を設置し、島の魅力を伝えるイベントを開催。

・「『届け!若者の声!』アンケートアプリ開発プロジェクト」
 理工学部芸術学部「EngineeArts(エンジニアーツ)」グループが、子どもたちがまちづくりに対して興味をもって意見を配信できるアプリを開発。

・「生産者が語るむなかたブランドストーリー」プロジェクト
 地域共創学部地域づくり学科「むなかたファンクラブ」グループが、地域ブランド価値向上のため、生産者のブランドの立ち上げやこだわり、カフェの情報発信について聞き取り調査、分析を実施。
 グループ代表の芦田柚月さん(北九州市立高校)は、「調査結果について生産者の方から『人の気持ちを考えるのが最大のマーケティング』と声をかけていただき、調査分析の重要さを改めて感じる事ができる経験でした」と述べました。

 最後に宗像市河野副市長が「本日をスタートとして、皆が楽しめる持続可能なまちづくりに取り組んでいきたい」と語りました。

【産学連携支援室、地域共創学部、理工学部、芸術学部、芸術研究科】

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