11月18日(月)、ニセ電話詐欺被害防止を目的とした「電話対応ハンドブック2024」を制作した芸術学部ビジュアルデザイン学科と国際文化研究科臨床心理専攻の学生4名、教員2名が、ニセ電話詐欺被害防止に大きく貢献したとして、福岡県警察本部 南島彰夫生活安全部長から感謝状を授与されました。
同ハンドブックは、昨年本学学生により制作された「電話対応ハンドブック2023年版」から、今年に入り急増している「SNS型投資・ロマンス詐欺」の項目を追加。高齢者が見やすく、詐欺の手口を理解しやすいように工夫されています。
内容や文言の表現については人間科学部臨床心理学科三國牧子准教授、紙面のデザインは芸術学部ビジュアルデザイン学科真島猛教授指導のもと学生が制作を担当しました。被害者に高齢者が多いことから自覚しやすい言葉選びや、目に留まりやすいアイコン・配色といった、日頃学生が学んでいる手法を余すことなく盛り込んでいます。
感謝状を手にした芸術学部ビジュアルデザイン学科2年の坂本愛さん(佐賀北高校)は「近年急増している詐欺被害の防止に、私たちが学んだ事が過ごしでも寄与できればと思い制作に取り組みました。デザインについては、昨年先輩方が作成したものを生かしながら、自分なりにブラッシュアップできたと思います。今回のような学部・学年を超えたプロジェクトは貴重な体験になりました」と語りました。
今回作成したハンドブックは17 万 6 千部発行し、今後、福岡県警の広報啓発活動で使用されます。
【ビジュアルデザイン学科・国際文化研究科】