ディスカウントストアの店舗づくりを若者視点で提案

 

 商学部経営・流通学科新田町尚人准教授の「ゼミナールⅠ」では、昨年4月から、総合ディスカウントストア「ルミエール」(福岡市博多区)と共同で、若い世代の顧客獲得を目指す同社の店舗づくりを支援するプロジェクトに取り組んでいます。

 2年生19人はこれまで、店舗見学や約1週間のインターンシップを通して現状を把握した後、経営学やマーケティングの知識を応用しながらデータを収集し、同社の将来像を検討してきました。 

  2月27日(月)の最終報告会では、学生が4チームに分かれ、代表取締役社長である三角勝信氏や社員の方々に向けて、理想の店舗づくりについてのプレゼンテーションを実施。会員割引などの優待サービスによって新規顧客を開拓する案や、タイムパフォーマンス(時間対効果)を重視する若者に向けたキャッシュレスやセルフレジの導入案に加えて、同社の理念である「利他の精神」に基づいた顧客とのコミュニケーションの永続性など、課題解決へのアプローチと理想の店づくりについて発表しました。 

  同社の三角社長は、「20代の価値観はその後の人生に大きく影響するものであるからこそ、今日のこの日に若い皆さんの価値観をもとにした店づくりについて考えることができて良かった」と講評し、学生は「この1年間、顧客と経営の双方向から店舗づくりについて考える機会をもらえたことに感謝しています」と述べました。

【商学部】 

 

 

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