安教授が韓国労使合同研修団85名に講演

 

 4月19日(水)、韓国のトータルビルシステム会社である現代エレベーター(株)の労使合同研修団85名が本学を訪れ、商学部経営・流通学科安熙卓教授による特別講義を受講しました。

 同社は、32年間にわたって紛争のない健全な労使文化を築いてきましたが、近年の労使葛藤によりストライキが発生するなど労使関係が課題になっていました。今回の受講は、今年5月からの賃金交渉を前に、労働条件に対する見解を一致させ、早期また平和的に交渉を終えることを目的としています。

 安教授は、日本の労働組合の賃金交渉、労働争議の現状をはじめとして、日本の労使関係の安定化の要因や協調的労使文化が定着するようになった労使当事者の役割、企業の事例を交えながら、日本の労使関係の特徴と韓国への課題を示唆しました。

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