Z世代の視点で新たな店舗づくりを提案

 商学部経営・流通学科方慧美准教授のゼミナールでは、今年4月から、総合ディスカウントストア「ルミエール」(福岡市博多区)と共同で、若い世代の顧客獲得を目指す同社の店舗づくりを支援するプロジェクトに取り組んでいます。

 同プロジェクトは、KSUプロジェクト型教育「地域商業とコミュニティ」の一環として行われています。

 3年生18人と2年生16人はこれまで、店舗見学やアンケート・インタビュー調査を通して現状を把握した後、経営学やマーケティングの知識を応用しながら同社の販売データを分析し、将来像を検討してきました。 

  12月12日(火)の最終報告会では、学生が4チームに分かれ、同社代表取締役社長の三角勝信氏や店舗運営担当の社員に向けて、理想の店舗づくりや、若者が働きやすい環境についてプレゼンテーションを実施。店舗内に料理体験ができるスペースの設置や、公式アプリの導入に加えて、同社が重視する「お客様とのつながり」に基づいた顧客とのコミュニケーションの発展など、小売業界をならではの理想の店づくりについて発表しました。 

  同社担当者は、「弊社について、深く調べていただいたことに感動しました。本日の提案内容を今後も一緒にブラッシュアップして、現場に落とし込んでいきたいです」と話しました。

【商学部】 

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