ベトナム総領事を招いてホーチミンで提供するうどんの試食会を開催しました

   【写真上左から3番目:轟木代表取締役、写真上右端:船岡教授、
写真下左端:津上賢治理事長、写真下中央:ビン総領事、写真下右端:ベトナム人留学生リエンさん】

 

 12月4日(水)、在福岡ベトナム社会主義共和国総領事のヴー・ビン氏と領事のグエン・ヴァン・ロイ氏を招いて、商学部の学生が「一吉ひとよしうどん」(佐賀県三養基郡みやき町)と開発した同社ホーチミン・シティ店向け新メニューの試食会を実施しました。
 
 2017年にベトナムのホーチミン市に海外1号店を出店した「一吉うどん」の轟木一弘代表取締役が、人口構成上若年層比率が最も高いという特性を持つベトナムでの事業拡大のために、若年層向けの新メニューを開発しようと、「九州企業のベトナム進出」をゼミナールのテーマとする船岡健太教授に、大学生の若い感性に基づく新商品提案を依頼したことで始まったプロジェクトです。

 ベトナム人留学生を含む同教授のゼミナール学生は、同社佐賀本店でインターンシップをしながら、九州の具材を使用した「ゆずうどん」「とり天うどん」「大根うどん」「カンコアイモー(紫芋)うどん」の4品の新メニューを開発。最終レシピ決定のために、この日、試食会を開催しました。

 「ゆずうどん」を企画提案した3年のチャン ティ リエンさんは、「インターンシップでは、ホールで接客を経験しながら、キッチンで社長と試作を重ねました。ベトナム人にも受け入れられるように、見た目や色、鶏肉の食感、柚子の量、あんかけのとろみ、麺のコシなど細部にまでこだわりました」と自信作に胸を張ります。

 ビン総領事は、「ベトナムには既に世界的にも有名なフォーがあるにも関わらず、日本の伝統料理であるうどんを紹介するということに、チャレンジ精神や大胆さ、創造性を感じます。ベトナム在住の日本人、さらには日本在住のベトナム人の両者にとっても喜ばれる商品となること、新たな挑戦に期待しています」と話しました。

 この4品は、2月11日(火・祝)からベトナム・ホーチミンシティ店と佐賀本店で、新メニューとして販売しています。

【商学部】

   

 

 

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