電気工学科学科懇談会を実施

 4月5日に電気工学科の新1年生を集めて学科懇談会を実施しました。学科懇談会では、学科主任の西嵜先生から「皆さんは高校時代をコロナ禍で過ごしていたため、やりたいことができなかったかもしれません。今年度は、対面で授業を行っていきます。様々な活動も行われるようになります。入学時の初心を忘れずに頑張って夢を実現して欲しい。そのために、教職員一同サポートします」と挨拶がありました。

 電気工学科の12名の先生、2名の助手の先生、3名の技能員、1名の事務員の紹介を行いました。

 

 学科紹介では、貞方先生が、日常生活の中には、どのような電気電子工学や通信工学に関する技術や製品、サービスがあるか説明しました。電気工学科の新入生だけではありませんが、理工系の学問の扉を開けた皆さんは、常日頃から身の回りの製品やサービス等に目を向けて、そこにどんな技術や仕組みが潜んでいるのか考えていくと、きっと面白い発見に出会うことができます。また、それが皆さんの将来につながる一歩となるかもしれません。

 近年では、ものづくりの環境も様変わりしてきています。20年前に、複雑な形状の立体物を作製しようと思っても、特殊な装置や高い技術力が必要でした。趣味でものづくりを楽しみたい学生には非常に困難でした。しかし、現在は、3D CADを使って立体物のモデリングを行い、それを3Dプリンタで造形することが、簡単にできる時代です。その他にも、電子工作の世界では、高機能なマイコンが数百円から手に入り、様々な先駆者が使い方等の記事や動画を作成し公開されています。それらを参考にすれば学生の皆さんでも、あっと驚く面白いものづくりにチャレンジすることは現実的な話になっています。是非、在学中に何か作ってみてエンジニアの一歩を踏み出してみましょう。また、理工学部と芸術学部の学生がコラボレーションし、ものづくりに励んでいるテクノアートプロジェクトについても紹介しました。テクノアートプロジェクトについては、下記の記事をご覧ください。

テクノアートプロジェクトの取組について

テクノアートプロジェクト勉強会を開催

九産大プロデュース展でテクノアートの作品を展示紹介

 

 学生部委員の松岡先生からは、「大学生活を有意義なものとするために」と題して、日常生活アドバイスや大学生(大人)としての自覚と行動、大学講義受講について説明しました。初年度は、履修登録など悩むことが多いです。その時は、クラス担任の先生や教務課などに連絡し、相談しましょう。

 就職担当の村上先生からは、電気工学科の過去の就職状況、今年の3月に卒業した学生の就職先などを電力インフラ、通信インフラ、半導体関連などの視点で説明しました。大学で何を学ぶのかを決めるのは、学生の皆さん自身です。その時の判断材料として、将来どんな職業や職種、企業などで働きたいかを考えておくと良いでしょう。

 物理科目を担当している鴈野先生から、8号館2階にある「基礎教育サポ―トセンター」ついて説明がありました。数学や物理などの先生が待機し、専門分野の内容を理解できるように数学や物理が苦手な学生をサポートしています。ぜひ、活用してください。

基礎教育サポートセンターのHP  https://www.kyusan-u.ac.jp/J/kougaku/kiso-sen/

 

 懇談会の後半では、新入生の1番目の大きな山である前期と後期の授業を登録する履修登録の指導を行いました。全体で、卒業要件や細かな必要な単位数の説明を行いました。AクラスとBクラスの学生の最低限取らないといけない時間割を教え、その他、空きコマに基礎教育科目等を入れて時間割を作っていく流れを説明しました。全体での説明後、7名程度のクラス担任グループに分かれて、個別に時間割作成の指導を行いました。

 新入生の皆さん楽しんで大学生活を送りましょう。皆さんと共に楽しめることを望んでいます。

 

 

 

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