九産大プロデュース展でテクノアートの作品を展示紹介

九産大プロデュース展

 九産大プロデュース展とは、2009年から毎年実施しており、九州産業大学の学生が地元企業や自治体などと連携した地域産業振興プロジェクトの成果を一般の方々に広く知って頂くイベントです。今年も、2月23日から26日の期間、天神のソラリアプラザ1階で、約30の企業・団体と取り組んだ23のプロジェクトの成果を紹介いたしました。その中で、芸術学部と理工学部の学生が携わったテクノアートプロジェクトの成果についても展示・実演等を行いました。

 

準備作業

 2月22日の朝、九産大プロデュース展に荷物を運送するトラックが九産大に到着し、学生が作品や展示に必要な資材をトラックに積み込みました。

 

 同日の夜20時から会場であるソラリアプラザ1階に関係者が集合しました。業者による会場設営がある程度終わったところで、テクノアートプロジェクトなどの荷物をトラックから取出し、各ブースでの展示準備が始まりました。最終的に、展示作業が終わったのは夜11時ごろになりましたが、テクノアートプロジェクトのブースができあがりました。期間中、どれくらいお客さんが見に来てくれるのか、どんな感想などを頂けるのか楽しみにし、会場を後にしました。

 

展示会の様子

 「回転寿司のようにお皿をのせた車がぐるぐる回るテーブル」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部情報科学科、電気工学科の学生)の仕組みについて説明する学生。下記の動画の様に、テーブルの上を、マヨネーズのボトルをのせた車がグルグル走り回る作品です。車の前に手をかざすと停車、もしくは、調味料を取ると停車し、再度、置くと動き出します。来場された方からは、商品化を期待しているとの感想を頂いています。

 

 「スペースジャーニー」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部機械工学科、情報科学科の学生)を見に来てくれた親子に遊び方を教えている様子です。実際の動きを担当している学生が実践してみた映像です。

 

 

 「clotcher」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部機械工学科、電気工学科の学生)は、小さなお子さんに大人気で、作品の前に集まって遊んでくれていました。

 

 

 

 「闇鍋クローゼット」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部機械工学科、情報科学科の学生)は、洋服のコーディネートをスロットマシンで決めて楽しむをコンセプトにした作品です。

 

 「おかたづけハウスメーカー」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部機械工学科の学生)は、おかたづけを楽しく学ぶことができる幼児向けのおもちゃです。

 

 「移動式便利ソファー」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部電気工学科の学生)は、ソファーでくつろぎながら、スマートフォンでソファーを動かすことで好きなところに行け、お掃除ロボットのように部屋もきれいにできる家具の提案です。実際に、スマートフォンでソファーを動かして遊んでもらいました。

 

 「ビール飛び出すつくえ」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部情報科学科の学生)という、冷えたビールがテーブルから飛び出てくる机について、説明している様子です。

 

 「カペロン」(芸術学部生活環境デザイン学科プロダクトデザイン専攻、理工学部機械工学科の学生)という、カメレオンを模したゴミ箱の作品です。ゴミの量に応じて、カメレオンの色が変わります。来場者の方に、カメレオンのあごに指を置いて、ベロで舐められる体験を楽しんでいただきました。

 

撤収作業

 26日の夜8時に九産大プロヂュース展は、無事に終了しました。それから、学生と教員で、撤収作業を行いました。皆さんの協力もあり、早い時間に荷物をトラックに積み込み、解散することができました。

 翌日、大学に荷物を載せたトラックが到着し、各自の荷物を受け取りました。4日間という短い期間でしたが、多くのお客さんにテクノアートプロジェクトやその他の取り組みについても知って頂けた良い機会だったと思います。また同様のイベントで学外に様々な取り組みを発信していきたいと思います。最後に、ご来場頂いた方、ソラリアプラザの関係者、設営に携わった方、学生及び教職員の皆様、ありがとうございました。

理工学部のトップページへ