令和4年度 九州産業大学 学位授与式

 3月17日(金)に、本学の「大楠アリーナ2020」で学位授与式を挙行しました。心配していた天気も持ちこたえ、多くの卒業生と保護者の皆さまにご来場いただき、盛大に卒業生を送り出すことができました。誠にありがとうございました。

<参考>
 ご卒業おめでとうございます-令和4年度学位授与式-

 キャンパス 1号館横から図書館に向かう階段沿いには、平成16年に同窓会楠風会が寄贈した陽光桜が植えられています。陽光桜は、ソメイヨシノと比べて、早咲きの種の1つとして知られており、毎年、学位授与式の時期に見頃を迎えています。

 最近、植え替えされたソメイヨシノも白い花びらを開花し、卒業生の門出を祝っていました。桜の木を背景に、多くの卒業生や保護者、研究室などが記念写真を撮影していました。

 

 学位授与式は2部制となっており、午前の部と午後の部に分かれて実施しました。午前の部である理工学部は10時開式で、教職員も4年間指導してきた卒業生の姿を見ようとアリーナに足を運びました。

 開式約40分前の会場の様子です。1階席の前方に卒業生、後方に保護者席を用意するとともに、2階にも保護者と教職員の席を準備し、保護者の方々は見晴らしの良い2階席に多く座っていました。

 開式までは、中央の大型スクリーンに大学生活の様子などの動画を流し、理工学部の紹介では、竹下達也教授研究室や今坂公宣教授研究室、村上英一教授研究室、小倉弘毅准教授研究室、鴈野重之准教授研究室、貞方敦雄講師研究室の様子が映し出されていました。

 

 多くの卒業生が集まり、定刻通りに式典が始まりました。開式の辞、国歌斉唱、代表者が学位記を受け取る学位授与が執り行われました。

 理工学部では、313名の学生を送り出すことができました。

 北島己佐吉学長の告示の最後に、「構想は大胆に、行動は着実に、いつも笑顔で」という言葉が卒業生に送られました。

 

 理工学部情報科学科で取り組んでいる成果として、「ETロボコン2022」のプライマリークラスとアドバンストクラスで優勝したチームに、理事長賞が贈られました。

 おめでとうございます!

 <参考>
 「ETロボコン2022 チャンピオンシップ大会」競技部門制覇

 卒業生を代表して、九州産業大学と造形短期大学部の2名の学生が謝辞を述べ、社会に出て飛躍することを表明しました。

  最後の校歌斉唱については、吹奏楽団部による演奏とグリークラブによる斉唱を行いました。

 

 閉式後は、学部学科に分かれて、学位記交付などを実施しました。理工学部電気工学科は、12号館2階の教室で執り行いました。

 理工学部電気工学科81名、工学部電気情報工学科2名の計83名の卒業生と保護者の皆さまに、西嵜照和学科主任が祝辞を述べました。

 卒業生には、学位記入れ、名刺入れ、九州産業大学後援会からの卒業記念品「モバイルバッテリー」、理工学会誌、同窓会楠風会からの案内、九州産業大学オリジナルバックを机の上に準備しました。

 学長賞を受賞した芦刈憧真さんに、改めて学科主任より学長賞の授与を行いました。受賞おめでとうございます。

 

 一般社団法人電気学会九州支部「電気学会九州支部長賞」を高橋碧月さんが受賞しました。おめでとうございます。

 

 一般社団法人電子情報通信学会九州支部「成績優秀賞」を木下隼人さんが受賞しました。おめでとうございます。

 

 卒業研究の各取り組みや発表を表彰しました。おめでとうございます。

 ・卒業論文最優秀賞:高橋碧月さん
 ・卒業論文優秀賞 :緒方周音さん
 ・卒業論文発表賞 :緒方周音さん
 ・卒業研究奨励賞 :芦刈憧真さん、安部圭太郎さん、田中一真さん、三田井竣祐さん

 

 各賞の授賞式後に、卒業生に学位記を授与しました。

 学位記は、学科主任より卒業生に授与しました。学位記を受け取った学生の思いはさまざまで、単位修得に苦労した学生は学位記を手にした喜びに浸っていました。

 

 電気工学科では、所定の単位を修得し卒業することにより電気主任技術者の認定を取得することができます。37名の卒業生が電気主任技術者の認定を取得しました。

 

 電気工学科では、第一級特殊陸上無線技術士長期型養成課程が定める所定の単位を修得することで、この資格を得ることができます。17名の卒業生が、第一級特殊陸上無線技術士長期型養成課程を修了しました。

 

 学科での学位記交付等が終わった後は、貞方研究室を含めた研究室のほか、学生同士や保護者、サークルなどで記念写真を撮影しました。

 

 午後には、大学院の学位授与式もアリーナで執り行いました。その後、工学研究科の修士と博士の学位を得た卒業生と保護者、教職員が集まりました。

 内田泰三工学研究科長より、学生に学位記を授与しました。

 学位記を受け取る大学院工学研究科電気情報技術分野の松岡剛志准教授研究室の山口颯さん。

 指導教員の松岡准教授と山口さんの記念写真を撮影しました。

 

 卒業生の多くは、開発者や技術者、研究者などの道に進みますが、まだまだ学びの途中です。大学という狭い世界ではなく、多彩な人材が集まる社会に身を置き、切磋琢磨していくことになります。最初は大変なことも多く待ち構えているかもしれませんが、成長するには必要なことです。4年間の学びや経験を生かし乗り越えましょう。また、悩みは1人で抱え込まず、同級生や家族などと話し合い、良い方向に向かうようにしましょう。たまには九産大に立ち寄り、教職員に顔を見せてほしいと願います。私たちは、卒業生が今どうしているだろうといつも考えています。

 九州産業大学には、楠風会という同窓会組織があります。全国に20本部と35支部が用意され、電気工学科支部も活動しています。皆さんは、楠風会会員の一員です。ぜひ、お近くの同窓会本部や支部の総会や懇親会に出席してください。活動のお知らせなどは、同窓会楠風会ホームページからご確認ください。

 

 

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