「第1回九州地区ベトナム人日本語スピーチコンテスト」が開催されました

 11月24日(日)、本学で、在福岡ベトナム総領事館会館10周年を記念した「第1回九州地区ベトナム人日本語スピーチコンテスト」が開催され、ベトナム人技能実習生12人が「日本の旅」というテーマでスピーチを行いました。

 在福岡ベトナム人協会が主催するこのコンテストは、日本社会におけるベトナム人技能実習生と日本人との協働を目的に開催されたもので、本学の日本語教員養成課程履修者などがコンテストのお手伝いをしました。

 在福岡ベトナム社会主義共和国総領事のヴー・ビン氏などが見守る中、ベトナムで学んだ日本語が通じず苦労していたが会社の同僚の支援を受けてコミュニケーションが円滑になったことや、信号がほとんどなく危険な横断歩道を通行するベトナムとは違って歩行者優先の日本の現状に驚いたことなど、流暢な日本語でスピーチが繰り広げられました。

 司会を務め、日本語学校のアシスタントとして10月にベトナムを訪れた国際文化学部国際文化学科2年の扇薗礼寧さん(鹿児島純心女子高校)は、「ベトナム人技能実習生の苦労や努力がひしひしと伝わってきて、外国人技能実習生の受け入れ態勢における整備の必要性を強く感じました」と振り返りました。

【国際文化学部】

 

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