「REAL JAPAN PROJECT」3年ぶり釜山外国語大学を訪問

 

 国際文化学部日本文化学科酒井順一郎教授のゼミナールでは、プロジェクト型教育「REAL JAPAN PROJECT」を実施しています。同プロジェクトでは、毎年海外の大学を訪問し “REALな日本(言語や文化)”を伝え、活動を通して、日本と相手国の言語や文化を新たな視点で比較し交流を深めることを目的としています。 

 同プロジェクト参加学生11名は、5月24日(水)からの3日間、韓国を訪問し、韓国の釜山外国語大学にて日本語を学ぶ現地の学生と共に、研究発表と文化交流を実施しました。対面での交流はコロナ禍を経て3年ぶりです。 

 研究発表では、お互いが自国の社会問題について事前にまとめた内容を発表。九産大の学生は日本における子どもの虐待防止啓発活動などについて発表し、釜山外大の学生は韓国における少子化問題などについて、それぞれの言語を交えながらでプレゼンテーションを実施しました。 

 懇談会では、日本と韓国の大学生活の違いや食文化、日本のアニメについてなど様々な話題で盛り上がり交流を深めました。

 ゼミリーダーで2年の原口沙弥さん(ありあけ新世高校)は「プレゼンでは『日本語文法論』や『日本語教授法』の授業で学んだ技法を活かし、相手に分かりやすく伝えることを工夫しました。今回のプロジェクトに参加し、異文化交流ではまず自国の言語や文化を理解することが大事ということを再認識しました。今後も日本文化を広める活動に積極的に取り組んでいきたいです」と語りました。 

【国際文化学部】

 

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