3月9日（土）、福岡大学で開催された公益財団法人土木学会西部支部研究発表会で、本学の建築都市工学部都市デザイン工学科林泰弘研究室4年岩本竜弥さん（九州産業大学付属九州高校）と森優貴さん（神埼高校）が、優秀講演賞を受賞しました。
岩本さんの発表「突き固めによる軽石の物理特性とCBRの変化」は、一昨年小笠原諸島海底火山の噴火により発生し、沖縄で回収された軽石を路床材※として活用することを目指し、軽石の破砕しやすい特性を丁寧に調べ、力学的に路床材として利用ができることを示しました。
森さんの発表「搬出期間の短縮を目指した浄水汚泥改質の検討」は、浄水過程で発生する天日乾燥汚泥に着目したものです。近年多発する豪雨によって通常の汚泥処理では間に合わないケースが増え、短期間で汚泥を改質することが望まれています。汚泥の改質は難易度が高くまだまだ研究が必要ですが、今後検討すべき一つの方向性を示すことができました。
※道路の材料
【都市デザイン工学科】
