全国高等学校プロジェクトコンテスト最終プレゼンを実施

 

 11月5日(日)、「第6回建築都市工学部全国高等学校プロジェクトコンテスト」の最終発表と表彰式を実施しました。金賞に輝いたのは、成蹊高等学校の戸谷阿佐子さんと静岡県立浜松工業高等学校の堀野陽太さんです。

 同コンテストは、私たちの住まい、地域、そして国土をより良くするために、将来に向けて考えるべきテーマを毎年掲げ、全国の高校生と一緒に考えようとするコンテスト形式のイベントです。

 今年は「未利用エネルギーを活かした持続可能な都市・建築・インテリアの提案」をテーマに、一次審査を通過した7人がそれぞれのアイデアを審査員に向けて発表しました。

 戸谷さんの発表は「砂漠都市」。砂嵐を利用した発電システムとともに自然災害などからのシェルター機能も兼ねた地下都市の構想について提案。堀野さんはコロナ禍に加速した人間関係の希薄化を解消すべく、アスレチックの発電システムにより、子供の笑顔を物理的・心理的エネルギーに変えるコミュニティーセンター「つながる笑顔」について発表しました。

 審査委員長を務めた建築学科北山広樹教授は「さまざまなスケールで持続可能な未利用エネルギーの活用に正面から向き合った提案だった。引き続き自身のアイデアを表現する方法を学んでいってください」と総評しました。

 ※入賞者一覧はコチラ

【建築都市工学部】

建築都市工学部のトップページへ