学生による「運動能力・パフォーマンス測定会」を開催しました

 

 11月3日(金・祝)、本学「大楠アリーナ2020」で、令和5年度KSUプロジェクト型教育の取り組みとして「運動能力・パフォーマンス測定会」を開催し、本学教職員をはじめ、地域の方々約100名が参加しました。

 本学の特色ある教育プログラムの「KSUプロジェクト型教育」は、「実践力」「共創力」「統率力」を育む実践型教育プログラムです。「運動能力・パフォーマンス測定会」は、人間科学部スポーツ健康科学科の学生がこれまでの学修成果を実践形式で展開することで、参加者の健康維持増進の一助となるよう計画しました。本年度が初の試みで、スポーツ健康科学科の学生15人が企画・運営を行いました。

 測定会では身体組成(筋量・骨量・脂肪量など)や運動能力・パフォーマンス(筋力・歩行能力・反応時間など)の測定に加え、疲労度や遺伝子多型(アルコール耐性など)の測定を実施。スポーツテストなどで普段行わない種目も多くあり、各測定の準備から本番まで学生が主体的に取り組みました。測定会の参加者から「普段できない測定ができて面白かった」「体の変化がわかるので、これからも継続開催してほしい」などの感想をいただきました。

 同学科3年の熊谷紀一郎さん(鹿児島玉龍高校)は「今年度、新たな試みとなった運動能力・パフォーマンス測定会は、私たちゼミ生にとって日頃培った知識を実戦形式で活用する貴重な経験となりました。想像を超える数の参加者に当初は圧倒されましたが、参加者一人ひとりが自身の健康に関心を寄せていることを実感しました。この測定会が、参加者の健康維持・増進のきっかけなり、地域の方々が少しでも長く健康で過ごすことができたらと思います。また、私たちも今回の経験をこれからの学びに生かかしていけたらと思います」と語りました。

【スポーツ健康科学科】

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