「主張する『みせ』学生デザインコンペ」で奨励賞を受賞

 芸術学部生活環境デザイン学科3年の江島千晴さん(香住丘高校)と、高野真子さん(明治学園高校)が、「第20回主張する『みせ』学生デザインコンペ」で、奨励賞を受賞しました。

 このコンペは、まちづくりやみせづくりなどの商業施設づくりに対する意識啓発と発想力や表現力などの技術向上を目的に、2003年から開催されているもので、今年は全国から497点の応募がありました。

 江島さんの受賞作は「Parasol World」。現実世界と並行して存在する別の世界を意味する“Parallel World”に“Parasol”(傘)を組み合わせたもので、“みせの本質は新しい出会いや新たな発見の場”という思いから、最も大切な「会話」から出会いが生まれるように、ほのかな照明によって柔らかい光に包まれたパラソルの空間を提案しました。

 また、高野さんの受賞作「雲に乗りたい」は、幼少期に憧れた“雲に乗る”夢を大人になった今だからこそ叶えたいと、強力な磁石で浮遊するソファに座って夜景などの空間を満喫する提案です。

 江島さんは「限られた情報量で感じてほしいことをどう伝えるか、熟考を重ねました」、高野さんは「自分の周りにあふれているアイデアを逃すまいと、アンテナを張り巡らせながら制作しました」と振り返りました。

【芸術学部】

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