九産大プロデュース・ファイナル展/青木幹太教授退任記念展「産学一如の回答用紙」を開催しました

 

 1月23日(火)~28日(日)の6日間、芸術学部アートギャラリーにて「九産大プロデュース・ファイナル展」を開催しました。

 2009年に、芸術学部による地域伝統工芸品の再生プロジェクトの成果発表から始まった本展示会は、本学教員や学生が地元企業や自治体などと連携し取り組んだ地域産業振興プロジェクトの成果を紹介するものです。発起人である芸術学部生活環境デザイン学科青木幹太教授の退任に伴い、16回目を迎えた今年で最後となりました。

 今年度は、学生が制作したアサヒシューズ株式会社「快歩主義」シリーズのデザインモデルや、20名の学生が博多おきあげ(押絵)の技法を用いて制作した羽子板など、12のプロジェクトの成果をパネルやプロダクトで展示しました。

 また、本学美術館では青木幹太教授退任記念展「産学一如の回答用紙」を同時開催し、青木教授がこれまでに行ってきた、地元企業や自治体、他学部と連携したデザイン開発などの活動成果を一挙に展示しました。一般の方や共同でプロジェクトを実施した企業・団体、卒業生や教職員、保護者など多くの方が訪れました。

 両展示会を終えた青木教授は「本学に着任して21年間、建学の理想『産学一如』を具体化する活動に共感していただいた方々と、知恵を出し合い模索しながら数々のプロジェクトに取り組んできました。21年間の活動を回答用紙にまとめた本展示会を終え、あらためてこれまでやりたいことをやらせていただいた大学、学生、教職員、関係者の皆様に感謝いたします」と語りました。

【芸術学部】

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