香椎のまちにプロジェクションマッピングの花火

   

 10月29日(土)、香椎駅近くの2階建新築ビル「かしいスクエア」(福岡市東区香椎)のオープニングイベントとして、芸術学部ソーシャルデザイン学科岩田敦之准教授研究室の学生ら9名が、ビルの壁に花火や提灯をプロジェクションマッピングで映し出すイベントを行いました。

 「縁日~縁を結ぶ日~」と銘打ったこの企画は、福岡信用金庫と株式会社JYUKENから同ビルの認知と香椎のまちを盛り上げてほしいと依頼があったもので、学生たちは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で地元の「FUKUOKA東区花火大会」が中止になっていることや、近隣に小学校があり香椎のまちが子育て世代が多いことから、子どもたちが喜ぶ「縁日」と「花火」をキーワードに6分間の映像を制作。BGMに合わせて繰り返し流し、ビルのイメージアップと賑わいを演出しました。

 4年生でリーダーの紀野はるかさん(鹿児島情報高校)は、「クライアント企業に、企画の目的やコンセプトを納得してもらえるよう、香椎のまちの歴史や近隣住民の年齢層など現地調査を入念に行いました。子どもたちに喜んでもらえるよう準備した『ヨーヨー釣り』の出店は、ヨーヨー400個がなくなるほど多くの方に来ていただくことができ、うれしかったです」と振り返ります。

【芸術学部】

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