おくり火プロジェクト〜大切な人に贈る提灯〜

   2月12日(月・祝)ガーデンズ千早にて、芸術学部ソーシャルデザイン学科の学生が企画運営を行ったイベント「おくり火プロジェクト〜大切な人に贈る提灯〜」を開催しました。

 このイベントは、同学科井上友子教授の「地域ブランド企画演習ⅢB」を受講する学生8名が「盆踊りなどと並び夏の風物詩の文脈で語られる『提灯』を冬のイベントファクターとして活用するには」という課題を元に企画、バレンタインに向け仲間や家族など大切な人への想いを込めてオリジナル提灯を作るものです。

 当日、参加した子どもたちはマスキングテープや折り紙などを使って、オリジナルの提灯を作成。「パパにあげる」「ばあばにあげる」と、贈る相手のことを考えながらとても楽しそうに作業していました。

 企画運営を行った同学科2年の土斐崎種定 どいざきたねさださん(中村学園三陽高校)は「イベントの立ち上げは大変なこともありましたが、プロジェクトを通じて、提灯の歴史や文化を知ることができました。新しい提灯の価値観を生み出すことで提灯に触れる機会を作ることができ、提灯の価値を広めることができたと思います。今回学んだ『相手に何をどう伝えることが大切なのか』を意識し今後の活動に生かしていきたいと思います」と話します。

 また、同学科2年の宇田川春稀さん(筑陽学園高校)は「 今回のプロジェクトを企画するにあたって、提灯の新たな価値を私たちなりに考えました。実際にアイデアを実施していく過程で、段取りや、準備、細かい設置作業などの難しさを感じましたが、ワークショップ当日、参加者のお子様や親子が父親に向けての感謝の気持ちを込めて提灯を作っている姿が印象的でした。今回のプロジェクトで経験したことを、今後の学業に生かしていきたいです」と語りました。

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【芸術学部ソーシャルデザイン学科】

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